予後不良

競走馬が競争中や調教中に脚部などに故障を発生させ、回復が極めて困難な場合に殺処分の処置が適切であると診断された状態。
サラブレッドの脚は「ガラスの脚」と呼ばれるほど華奢であり3本の脚では体重を支えることは不可能、また馬は歩行することで血液を体全体に巡らせており、歩行できないことは血行不良になり「蹄葉炎(ていようえん)」と呼ばれる炎症が起こる。
痛みによって暴れたり、最終的には衰弱死してしまうために安楽死させることが最善とされる。
過去には予後不良の診断後も治療を行った例もあるが、苦しむだけ苦しんだあと衰弱死したり手の施しようがなく安楽死の措置がとられたという悲惨なケースばかりである。

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